【小4ジュニアテニス】勝てない現実と小5の壁|練習量の差が出始める時期に必要なこと

ジュニアテニスをしているお子さんをお持ちの親ならみなさん経験していると思いますが、周りの子どもがどんどん上達し、自分の子どもがおいていかれている気がしている方も多くいるのではないでしょうか?

「我が家もそのうちの一人です。」

今年、小学4年生の息子が何度か試合に出る機会がありましたが、全く勝てず1年を終えようとしています。
同じぐらいに始めた子や後から始めた子でもどんどん上達し、抜かされて行っています。上達している子はやはり、週3~5と練習量が違います。

そんな焦りからとテニスが好きな息子にもっとやらせてあげたいと思い、それまで週1だったスクールも12月からは週2に追加しました。どちらかというと親の焦りの方が強いかもしれません。

冬場は練習時間を確保するのも難しくなり、この時期をどう過ごすかによって小5になった時に差が出ると思います。
現在、目標設定としては「小5でジュニアテニス地区大会にでること」を掲げ、取り組んでいます。

この記事では、私自身が感じていることや親向けのに内容についてお伝えしていきます。

目次

「週1スクール」の限界?小4から小5に上がる際の「残酷な差」

「週1回のスクールで楽しくテニスができればいい」。そう思っていた時期もありました。でも、小4の冬、小5の足音が聞こえてくると、その甘い考えは一気に打ち砕かれます。

ジュニアテニス界において、小5は一つの大きな分岐点。周りを見渡せば、中学生を見据えて週3、週4と練習量を増やし、本格的な「選手コース」に上がる子が急増します。そこで目の当たりにするのは、週1練習のわが子との圧倒的で、残酷なまでの「差」です。

上達している他の子ども達を見ていると、何だか辛くなってくることが多くなります。
「なんでうちの子は上手くならないんだろ」や「あの子すごく上手になっている」など他の子どもと比較してしまいます。

彼らはボールを捉える音、フットワークの軽快さ、そして何より「負けたくない」という勝負師の顔が違います。週1(月4回)しかラケットを握らないわが子が、先週習ったことを思い出すのに必死な間に、彼らは毎日1,000球以上のボールを打ち込み、スピンの感覚や様々なショットを体に刻み込んでいます。

試合に出ても、何もできずに終わる0-6のスコアボード。親として、テニスコートの脇で見守る時間は、申し訳なさと焦燥感で胸が締め付けられます。「週1という選択が、この子の可能性を奪っているのではないか?」そう自問自答する夜は一度や二度ではありません。この埋められない「練習量の壁」に、親としてどう向き合えばいいのでしょうか。

他の子と比較して落ち込む夜。親のメンタルはどう保つべきか

SNSで「優勝しました」とか知り合いの子どもが優勝したなどというキラキラした報告を見たり聞いたり、隣のコートで自分より後に始めた子が鋭いスピンサーブを打ち込んでいるのを見たりすると、どうしても胸がざわつきます。「うちの子はセンスがないのか?」「私のサポートが足りないのか?」そんな答えのない問いが頭を離れず、子供が寝静まった後に一人でスマホの検索窓を叩く夜は、本当に孤独で疲れます。

正直に言えば、親のメンタルはボロボロです。子供の前では「楽しむのが一番だよ」と物分かりの良い顔をしながら、心の中では(いつまでこの0-6のスコアを見続けなきゃいけないんだ何で上手くならないんだ)と黒い感情が渦巻くこともあります。でも、ある時ふと気づいたんです。誰かと比較して落ち込んでいるとき、私はわが子の成長ではなく「他人の目」や「スコアボードの数字」しか見ていなかったことに。

メンタルを保つ唯一の方法は、比較の対象を「他人」から「昨日のわが子」に強制的に変えることです。たとえ試合に負けても、「先週より膝が曲がっていた」「今日は自分から挨拶ができた」。そんな、公式記録には残らない小さな勝利を、親である私だけは絶対に見逃さずに数え上げる。それが、親の心を救い、結果として子供の折れそうな心を支える唯一の盾になります。

テニスは一生続けられるスポーツです。来年の大会が人生のゴールではありません。今は他の子より歩みが遅くても、この悔しさを親子で共有している時間は、将来かけがえのない絆になるはず。そう自分に言い聞かせ、今夜は深く息を吐いて、明日への英気を養いたいと思います。

勝てない理由を分析してみた:技術・体力・経験値

なぜ、わが子はこんなにも勝てないのか。子供の試合を眺めながら、感情的に「もっと足を動かして!」と叫びたくなるのを抑え、冷静に分析して見えてきたのは、技術・体力・経験値という三つの高い壁です。

まずは技術。週1回の練習では、どうしても「ボールを当てる」だけで精一杯になり、小5から必須となる「生きたスピン」が打てていません。相手の深いボールに押し込まれ、浅くなったチャンスボールを叩かれる。この技術の差は、打ってきた「球数」の差そのものです。

次に体力。1セットマッチの後半、明らかに足が止まり、集中力が切れてミスを連発するわが子を見て気づきました。特に集中力の切れは練習をたくさんやっていること比べても歴然です。テニスは持久戦ですので、週1のスクール以外で、どれだけ走らせてあげられただろうか。基礎体力の差が、土壇場での精度の差となって現れています。

そして最も残酷なのが経験値です。試合慣れしている子は、ポイントの守り方や、相手が嫌がる場所を知っています。一方、わが子は緊張で体が固まり、練習通りの力すら出せないまま終わる。今年の公式の試合は全部で4試合だったこともあり、技術や体力以前に、「試合という場数」を圧倒的に踏ませてあげられていない親としての力不足を痛感しました。

これら全てを一度に埋めるのは不可能です。でも、足りないものが明確になった今、闇雲に焦るのではなく、まずは「家でできる体力作り」や「1球の重みを知る練習」から、一歩ずつ変えていくしかない。そう決意した分析の時間でした。

「小5で地区大会」は無謀なのか?逆算して見えた一筋の光

今の戦績を見れば、それはあまりに無謀な目標に見えるかもしれません。週1、2スクールに通い、まだ1勝もできていないわが子にとって、それはエベレストの頂上を指差すようなものです。しかし、冷静に地区予選を勝ち上がっている子の顔ぶれを分析してみると、絶望の中に一筋の光が見えてきました。

地区大会に出るために必要なのは、全勝することではなく「勝てる相手に確実に勝つこと」です。そのためには、華麗なエースを奪う技術よりも、まずは泥臭く1球でも多く返し、相手のミスを待てる粘り強さが必要です。今のわが子に足りないのは「派手な技術」ではなく、1点を守り切る「守備力」と「制球力」だと確信しました。

子供はどうしても早いショットを打ちたがる傾向にありますが、テニスは相手より1球でも多く返すスポーツです。どれだけ正確にコントロールし、ミスを減らすことができるかです。

逆算してみると、やるべきことはシンプルです。週1、2のスクールは「フォームの確認」と「実戦感覚」の場とし、残りの5、6日間で「家での体幹トレーニング」と「徹底した素振り」を習慣化する。毎日10分、小さな努力を小5の春まで積み重ねれば、コートの端に追い込まれても崩れない体と、狙った場所に落とせるコントロールが手に入るはず。

「無謀」を「可能」に変えるのは、魔法の練習法ではなく、親子で信じ抜く継続の力です。0-6で負けた今日の悔しさを、来年の大会で「あの一年があったから今がある」と笑って話せるように。一筋の光を信じて、この冬を乗り切り、小5で地区大会に出られるよう取り組みたいと思います。

子供の笑顔がみたいのが親の本音ではないでしょうか。一緒に頑張りましょう。

おわりに:勝てない今こそ、子供と一緒に「根」を張る時期

「頑張ればいつか花開く」なんて、今の私にはまだ綺麗事すぎるのかもしれません。

試合会場の駐車場、負けて泣きじゃくる子を車に乗せ、無言でハンドルを握る帰り道。バックミラーに映るわが子の悲しそうな顔を見て、「こんなに辛い思いをさせてまで、テニスを続ける意味があるのかな」と、喉まで出かかった言葉を飲み込む日が何度もあります。勝てない子の送迎を続けるのも、正直に言えば「徒労」という二文字が頭をよぎる瞬間ばかりです。

でも、ふと思ったんです。今、親子でこの「泥臭い現実」にまみれていること自体が、実は何よりも強い「根っこ」を育てているのではないか、と。

エリートコースを突き進む子には見えない景色が、今の私たちには見えています。負ける悔しさ、思い通りにいかないもどかしさ、それでも翌週にはまたラケットを握るしぶとさ。それは、華やかなトロフィーよりもずっと深く、人生の土台に食い込む根っこになるはずです。絶対テニス以外でも活きてきます。

「小5で地区大会」という目標が、たとえ今はまだ夢物語でもいい。今日、親子で一緒にため息をつき、それでも「明日はどうする?」と話し合った。その一歩一歩が、いつかこの子が人生の大きな嵐にぶつかったとき、自分を支える強靭な根になると信じています。今はまだ芽が出なくてもいい。今はただ、この泥臭い日々を親子で一緒に踏ん張っていこうと思います。

みなさんも自分の子どもを信じて一緒に突き進みましょう。

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